安易な理由で始めない

IT業界で働いていくと、その中の多くの人が独立して自分の会社を持ちたいと考えるものだ。
IT企業の会社を個人で立ち上げる際、初期費用をかけずに開始できるということで、本業だけでなく副業として立ち上げたいと思う人にも人気になっている。

しかし、毎月安定した収入が欲しいと思う人にとっては、あまり勧められないことでもある。
個人で始める仕事としてお小遣い程度の収入であれば、さほど問題はない。
だが本業として安定した給料を得ようとするには非常に難しいことであり、大変なことも多いのが現状だ。

個人でやっていくには、契約している企業との信頼関係が必要になってくる。
定期的に契約してくれた企業とは接待を重ねていく必要があるのだが、その接待費は全て負担しなければならないことある。
そうなってくると、収入があってもそのほとんどが接待費に飛んでいってしまう場合もあるので、そこまで考える必要がある。
長年経営している会社であれば信頼関係がそれなりにあるのだが、個人で始めたばかりの会社の場合、まずその信頼を作っていくところから始めなければならないのだ。

たとえ初期費用がかからなくても、総合して考えた時に費用がかからずに簡単に始められるとは言えないのである。
そこまで分かった上でそれでもやってみたいと思うのであれば話は別だが、お金がかからないという安易な考えだけで始めると後悔することもあるので注意が必要だ。